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9月29日のホビーチャンネルのお知らせ

突然ではありますが・・・

9月29日のホビーチャンネルは桜井由香里卒業スペシャルであります!






ホビチャの第1回からアシスタントを務めてくれたゆかりんは、29日のホビチャで番組を卒業することになりました。1年8ヶ月、番組を盛り上げて頑張ってくれた彼女には感謝がいっぱい、はたまたホビーの女王を目座してがんばってくれました。

前回のオンエアでは卒業作品『スピリッツオブセントルイス・ディオラマ』を完成させたのであります。というワケで29日のオンエアはゆかりん卒業スペシャルであります。

是非に遊びに来てください!

9月29日(土) PM9:00~23:00オンエアです!
# by hobby_starchat2 | 2007-09-25 21:41

ガレキは舐めたらアカンですよ・・・


  いやぁ、やっぱりガレキは舐めてかかったらいかんです。

  昨年冬のワンフェスで購入した『1/8アスカ8歳』のフィギュアなんですが、キット自体は白レジンで一見、気泡もなく、いい感じだと思っていたら、これが甘かった。

いや実際、アタマ、そして両腕、足パーツは問題なし、脱脂→サフ吹き→下地塗装→本塗装と作業をできたんですけどね、


 胴体…これがとんでもないシロモノだったんですねえ。パーツ的には、いたってシンプルな形状。若干の気泡があることが判って、瞬間をパテ代わりに気泡を埋めてペーパーで表面処理…するとゴソッと薄皮が剥がれるように気泡部分が崩れた…えっ?

 そうパーツの内側はザクザクというかイメージ的には歪んだ蜂の巣…要するにほとんどレジンが回っていないアバタ状態だったんですねえ…それを隠していた薄皮を削ってしまったため0.1ミリ程度の気泡があっという間に1センチ×1センチ、深さ0.3ミリものザクザクに荒れた状態が露出してしまったワケですな。なおかつ症状は正面、側面、さらにスカート裾と襟部分の4箇所に及んでいたのでありますよ。

 仕方ないので、ポリパテで荒れた部分を再処理したのですが、硬化後に削りはじめると、ポリパテがボロボロ剥離してくる…原因はキットの内側に染み込んだ剥形剤。どうやらこの胴体パーツは内側がなんと言うか細かい気泡を取り込んだ発泡状態で硬化した状態のになっているようで、。イメージ的には内側がスポンジといった感じなのだ。

内側からジワジワと離形剤が染み出してくるんですね、その結果、スポンジ状部分は、離形剤のおかげでポリパテであろうとエポキシパテであろうと受けつけないというか、定着してくれないのである。 こうなったらもう後は力業ってぇことで、パーツを離形剤に一晩漬け込み、荒れた部分を中心にパーツ全体を瞬着でコーティング。瞬着硬化剤で強制的に荒れた部分を固めてしまい、さらにエポキシパテで処理、表面をペーパーで整えた。

  しかしそれでもちょっと強くヤスると剥離してしまうのである。それでも盛っては削り何度か繰り返してか下地を整えたが、襟周りをはじめ、エッジを立てる…削ることが出来ないため全体にダルになってしまった。もとのイメージがダルなのでさほど気にはならないが…

しかし瞬着で離形剤の染み出しをとりあえずは抑え、ムリクリ完成させはしたものの、長期的にはどうなるかちょっと不安。

 番組で製作したといこともあって、塗装がラフになってしまったし、肌部分にグラデも入れていない。む~っ…満足がいく出来ではないので、暇なときに塗り直し決定!





# by hobby_starchat2 | 2007-04-13 21:47

1/350 宇宙戦艦ヤマト製作記  その1

番組で製作していたとはいえ全5回、ほぼ1ヵ月かかったワケであります。もっとも、ヤマト以外の他の作品も製作していたこともあり、かかりきりと言うわけではないので、フルに1ヵ月かかったということではない。とは言うものの作り応え充分のモデルであることは間違いない。

 今回の製作では、極端に大きな改造…ディテールアップは行っていない。もちろん思い入れのあるヤマトだ。しかし現物は、思っていた以上に完成度が高かった。本キットは自分の思っているヤマトのイメージにかなり近いのである。ゆえにいざ製作を始めてみると大きな手を加えることが出来なかったというのが本音だ。

 全体のフォルムがかなり微妙なバランスで成り立っており、一部分のみに手を出すと、モデルとして微妙なフォルムが崩れてしまうのである。やるなら全てのバランスを調律し直さなくてはいけないだろう。

 結果的に大きく手を加えたのは、波動エンジンノズルを10ミリ切り詰めたこと、船体後部の側舷部分にプラ板で10ミリカサを増したことだけだ。

 また当初から言っていたようにオモチャ然とした艦首ミサイル発射口の開閉ギミックをオミットし、艦舷にむき出しのレバー部分はプラ材とポリパテで埋めて潰した。同じく船体両側の6連装ミサイルの発射口も段差が見苦しいため同様の処理をしてディテールを優先させている。さらに煙突ミサイルのギミックもオミット、その代わりに付属のエッチングパーツとプラ材でディテールを追加している。

 波動エンジンのノズルに関しては明らかに長すぎると言うか、細く絞りすぎているの切り詰めた。10ミリ短くしたたことで、見た目のバラスも良くなり後ろから見た際の迫力は大きく向上した。しかし、船体全体を側面から見た場合、やや船体後部が寸詰まったように見えなくもない…難しいバランスだ。ノズルは切るつめると同時に、エンジン内部のコーンにも一工夫、先端に松本メカテイストを演出する穴を開けている。

 艦橋後部の艦舷のカサを追加する改造は、ホビージャパンに掲載されていた作例を参考にさせてもらった。確かにキットのままではそこから見たを高くしたのは、。記事で書かれているとおりで艦橋構造物から後部にかけてのボリュームがやや薄く感じるからだ。

 また当初から気になっていたパルスレーザー周りのスカスカ感は、色々と悩んだのだが、結局ほとんど何もしていない。ここをいじるとなると内部のギミックとの兼ね合いもあり、大改造になってしまう。番組の進行上、あまり高度なことも出来ないし、完成さえることを優先して今回は改造を避けた。ホビージャパンの作例のように、艦橋基部パルスレーザーユニット部分の厚みを減らすとスカスカ感が改善できるだろう。結局、今回はジャンクのエッチングパーツを使い。3段目と4段目の船体外板部分に、若干のディテールを追加しただけにとどめた。

 本キットは接着剤を使わずに組み立てることが可能だが、船体の接合をなど基本的にパーツは全て接着している。ディテールを重視したかったのと、接着することで模型としての強度を確保したワケだ。。ちなみに各ユニットの接合面はポリパテで継ぎ目を消している。模型誌に記事では、本キットは素材の関係でポリパテが使えないと書かれていたが、パーツの表面を400番程度のペーパーで表面を荒らしておけば、しっかりと食いついてくれる。同様に波動砲周りの段差をポリパテで修正している。ついでに書いておくと波動砲は発光ギミックを際立たせたいと思い、クリアパーツの外側にアルミテープを張り込みLEDの反射効率を高めてある。

大塚愛画像
安室奈美恵 pv
# by hobby_starchat2 | 2007-03-09 21:52

アンドロメダ製作記(その1)

 1/350の

↑なつかしのアンドロメダざんす~

 宇宙戦艦ヤマト発売のお陰なのか、旧ヤマト関連のキットの再販が続いている。以前製作したコスモゼロモ、そんなキットのひとつなんですけどね。まぁヤマト好きにはありがたい限りであります。でもって嬉しいことににヤマト系航宙艦メカの中でもお気に入りの1/700アンドロメダも再販を果たしてくれたんですね。定価1600円、某ショップで1120円! 1/350ヤマトの後では、どのキットも安い!てな感じで即購入…しょーもないです。 

 おおアンドロメダ!おおむね25年ぶりのご対面だ。むう…こんなあっさりしたキットだったけなぁと言うのが正直な感想。拡散波動砲とノズルが麦球で光るギミックがついているんだけれど、これが記憶にない。さらにさらば仕様ということで、どーでもいい古代&雪のレリーフペンダントトップなんてモンがついてる。

 とり合えず仮組みしてみると、思いのほか基本プロポーションは悪くない、しいて言えば船体下部の前後に設けられているインテーク?が小さすぎて迫力にかけることぐらいだ。まぁ、かなりくたびれているモールドやらダルなパーツ類などなど、細かいことを言い出せばキリがないがなんとかなるレベルだ。 ヤマトの建造にかかりきりの今日この頃ではありますが、息抜き(なるんかい!)に製作していこうと思っているのであります。

 ところで設定を見ると、アンドロメダはアンドロメダ級1番艦で地球防衛軍 (E.D.F) 連合宇宙艦隊旗艦。西暦2201年就役。同年戦没となっているんですな。『宇宙戦艦ヤマト2』の劇中で5隻以上の同型艦が建造中であったとの描写があるんだけれど、戦後に就役したという設定はないので春藍以外は、彗星帝国の攻撃によりドックごと消滅したともとれる。ちなみにプレイステーション2ゲーム『遥かなる星イスカンダル』でアンドロメダ級戦艦の二番艦(1番艦の弱点を改良、武装や補助武装を強化された改アンドロメダ級一番艦)として春藍が登場しとります。



■地球防衛軍 (E.D.F) 連合宇宙艦隊旗艦アンドロメダ諸元



西暦2201年就役

全長275m (※280mという説もあり)

全幅66.2m (66mという説もあり)

基準排水量98000t (100000tという説あり)

乗員95名

■武装

艦首拡散波動砲×2門

主砲: 50.8㎝(50㎝)三連装ショックカノン×4基 

(異説として主力戦艦と同じ40.6㎝砲という説もあり)

多連装大型艦橋砲×1基

三連装対空パルスレーザー砲×2基

二連装対空パルスレーザー砲×2基

艦首ミサイル発射管×4門

対空ミサイル砲×8門

連装舷側砲×4基




# by hobby_starchat2 | 2007-02-08 21:54

■ランバ・ラルコマンドセット製作

キットは、U.Cハードグラフシリーズの第2弾としてリリースされたキット。35分の1スケールのザクアタマばかりが話題になっているけれど、主役は、あくまでもランバ・ラルを中心とした6体のフィギュア。

 そんなキットだけに一般的なガンプラに比べると地味と言うか、変形と可動ギミックなんてものは一切なし。どちらかと言えば限りなくスケールモデルテイストなキットで、塗装やディオラマで楽しむモデルといったところです。

 スケールがAFVモデルのスタンダードともいえる35分の1となっているのも、いろいろと考えさせられるトコロではあります。はたまた、この新しい感覚…ある意味、再びスケールモデルの人口を増やす要素になりえるとも言える、フィギュアのテイストはAFVモデルでも見習って欲しいと思うんですけどね。どうなんでしょうか…



■フィギュアに関して

 フィギュアは35分の1なれど、バンダイお得意のイロプラということもあって無塗装で組んだだけでも、それなりに設定に近い雰囲気に仕上げることは出来るのであります。またある程度スキルのあるモデラーを対象にしたシリーズだけに、これまでのガンプラとは違って製作には接着剤が必要だし、パーツの分割や組み立てなどはスケールモデルのそれに近く、通常のガンプラほどのユーザーフレンドリーさはないんですね。

 しかし細部ディテールや別パーツ化された装備品などは、実にシャープな成型で驚かされるし、完成度はとても高いモデルであります

 今回このキットを作っておきながら何ですが、ぶっちゃけワタシは、リアルフィギュアの塗装は、あまり得意ではないんですねえ…つーか、年齢的に、1/35のフィギュアの顔の塗装といった細かい作業に視力が追いついていけないんですね・・かなりトホホです。

 しかし、そこは文明の利器たるヘッドルーペを使用して細かく塗装していくのであります。しかしフィギュアはランバ・ラルにしてもハモンさんにしても、無塗装状態でもリアル体型ながら即ソレとわかるディテールだし、顔の造詣にしてもシャープで大したモンです。それだけにフィギュアは塗装に手を抜かずキッチリと仕上げないともったいないです。

 説明書では、ガンダムマーカーで色を塗るだけでも、かなりリアルに仕上がると書かれておりまして、確かにリアルカラーマーカーで色を塗り、フラットクリアーを吹き付けてやるだけでかなりいい感じになってくれます。これは番組内でも紹介したとおり。しかしキッチリと塗装してやることで仕上がりが段違いに良くなることは言うまでもないことです。

 塗装作業の中でも、やっかいなのが、袖やマントに描かれたジオン徽章なのはありますが、本キットでは出カールで再現されておるんですね、これは大変ありがたいです。塗装でも再現は可能だけれど、デカールのシャープさに勝てません。ただしマークソフターとの相性はあまりよくないようなので要注意です。

 さて、肝心の製作はと言えば、基本的には腕や足と言ったパーツを全て組み上げて、パーティングラインなどを丁寧に処理。そして塗装という工程で進めてます。ただし頭部、さらにガンなどの装備品パーツのみ、別塗装で仕上げて最後に取り付けてます。腕の付けや、足の合わせ目などのラインには溶きパテを流し込んで処理しておくのも忘れずに。ちなみに繊細なモールドが埋もれてしまいそうなのでサフェイサーによる下地塗装はしていません。

 今回、塗装はフィギュアは基本的にアクリルラッカー系の塗料を使用しています、軍服のシャドウ入れや顔の塗装には、エナメル系の塗料とガンダムマーカーを併用。また顔、腕などは素材色の肌色を生かしてみました。

 素材色を生かすことで、人肌の透明感がいい感じで再現できるんですね。ようするに素材色に色を重ねて顔の陰影や立体感と質感を再現してみたワケ。

またランバ・ラルとハモンに関しては、服装のカラーが紺、赤、黄など、ビビットなカラーという事もありいかにもアニメチックなので、全ての色を指定色の彩度を落として塗装しています。ゼイガンやクランプ、一般兵士は、ミリタリーカラーなので、ほぼ指定色で塗装してます。

 完成後、改めて見た感じとしてはハモンさんのマフラーとブーツの赤はもう少し暗い感じでも良かったかもと思ってます。あと、設定が砂漠なので、タミヤのウエザリングパレットを使って、ブーツなど砂にまみれた埃っぽい感じに仕上げてみました。

■ザクヘッドのこと

 本キットの目玉とも言えるのが1/35スケールのザクのヘッド。これがタイヘンよく出来ておりまして、ディテールはもちろん内部のメカまでもキッチリと再現されとります。内部メカは組み上げてしまうとほぼ見えないのではありますが、外装パーツを外す事で見られるようになってるんですね、モノアイや首の上下のためのアクチューターは可動させることが出来るので、ある程度ではありますがいろいろとポーズ?をつけることも出来ます。このザクヘッド、いろいろ使い道がありそうで、出来れば単体でも発売してもらいたいもんです

しかし今回、主役はあくまでもフィギュア。そこでザクヘッドには、それらしく背景として仕上げて見ました。まぁ見ていただければ判るように頭部に被弾、遺棄されたザクと言った感じで…まぁ説明書にも書かれているシチュエーションそのまんまなんですけど。

 基本的にはストレート組み、被弾跡は装甲板の穴はドリルで開けて、その周りを彫刻等でえぐれたように削って加工してます。後は塗装で煤や錆、漏れたオイルや砂の汚れといった感じに、さらに変化を持たせるために左右の動力パイプを切断、垂らしてみました。内部のパイプはハンダ線をカットしたものを使用してます。ハンダ線は、軟らかいので自由にまげて変化をつけることができるのであります。

 次に、モノアイのバイザー(クリアパーツ)をニッパーで割れた感じにカット、モールド彫り用のニードルで細かいひび割れを描き込んであります。実際問題モノアイのシールドが何で出来ているのか判らないので、ガラスのように割れるかどうかは不明なんですが、このへんは雰囲気優先で加工しています。

 ちなみに外装は被弾のショックで一部めくれ、外れたように固定している関係で内部メカは見られません、ただし首の装甲?を取り付かないで内部のアクチューターなどがむき出しになっているように仕上てみました。

 しかし、何ですねこの手のダメージ跡加工をやっていると、楽しいもんでついついオーバーになってしまいがちになっちゃいます。こうした場合、やや引き気味の視点で、控えめかなと思うぐらいの加工にしておいた方が後で、やりすぎたと泣かずにすみます。

 ザクヘッドもう言う事がない出来ではあるのですが、もう1点ゼイガン軍曹のバイク(フラウ・ボウを尾行したバイクですな)のディテールがこれまた緻密で、単体で販売してもいいくらいよく出来てます。作例ではストレートに組んでウエザリング塗装で使い込まれた雰囲気を出しただけですが、それでも十分な存在感があります。凝るならばブレーキパイプとかを追加したいところです。



■ディオラマベースのこと

 今回は100円ショップで見つけた25センチ×25センチの飾り板を使ってます。なんたって100円ですからね。この木板の上にホームセンターで購入した5ミリの硬質発砲プラ板というものを貼り付けてベースを製作、その上からアクリル絵の具用の下地塗料ジェッソ(性だが乾燥すると耐水性になり膏より定着性が強く割れたりしない)で地面の下地を作り、その上から情景模型用のパウダーを敷きつめ、乾燥後にもう一度ジェッソを上から塗って乾燥させエアブラシでサンド系カラーを塗ってやればやると砂漠の荒地が出来上がり。岩は発泡スチロールを適当な大きさに手でちぎり、表面をやはりジェッソで下地処理、乾燥後にベース同様にエアブラシで塗装して製作、ベースに配してから再び塗装して全体のトーンを整え、最後にフラットクリアでつやを整えて出来あがりであります。

 



# by hobby_starchat2 | 2007-02-05 21:56